
ファンの想いとミュージシャンの意向、
できることなら、一致していたいものですね … 。
Humble Pie が 1 st アルバムとほぼ同時進行で制作していた 2nd アルバム、
「 TOWN AND COUNTRY 」 は、1969年12月にリリースされました。
当時、Steve と Peter がバンドを組んだ、というニュースで、
一体どんなインパクトのあるロックバンドになるんだ?と、
ファンの間では期待が高かったようですが、
実際バンドがリリースした 2 nd アルバムは、アコースティック色が強く、
比較的ソフトな印象を与えます。
それでも、メンバー間はまだ仲が良かったので、メンバー全員で曲を出し合っていて、
それぞれのキャラを生かしたアルバム作りになっているのではないでしょうか。
確かにこのアルバムは、万人受けするというよりは、
ファンが現代に、こういうアルバムもあったよねって、楽しめる盤という気がします。
写真のジャケットには、なぜか、
ベースの Greg Ridley と Peter Frampton しか映っていませんが、
Steve Marriott と ドラムの Jerry Shirley は、裏ジャケに映っています。
アルバムタイトルを訳すと、都会 と 田舎。
バンド内のキャラは、都会的な Greg と Peter、田舎っぽい Steve と Jerry、
という印象に分かれていたようで、ジャケ写も分けて撮ったみたいです。
うーん。私の印象では、Steve と Peter が都会的な印象ですが、
ギタリストびいきのせいでしょうか … 。
タンバリンで始まる本アルバムの 1 曲目、Peter Frampton 作の
Take Me Back、
アコースティック感が、非常に心地良い 1 曲です。
素朴さが心地良い、Steve Marriott 作の
Every Mother’s Son、
できることなら間近で生演奏を観てみたい、哀愁のある 1 曲です。
唯一 (?) このアルバム収録曲の中からライブ映像が楽しめる、
The Sad Bag of Shaky Jake、
この映像を観て、私は Steve が使っていると思い込んでいた
エピフォン・コロネットを探しまくりましたが、どうやら、
ジュニアにピックガードを張り替えた代物ではないか、という話もあります。
Peter Frampton の、後のソロでの活躍を予想させるような、メロディアスな 1 曲、
Only You Can See、
この辺のメロディアスな感じは、やはり Peter のお得意分野ですね。セクシー部長や。
アルバムの中でも一番 Rock & Soul 色の強い、Steve 流のディープな曲、
Silver Tongue、
ハードリカーが飲みたくなります。
今回は、曲紹介を多めにさせていただきました。
何はともあれ、二十歳そこそこで、こんな哀愁のあるアルバム作っちゃうんだから、やっぱ凄いです。
いやはや、人気の出る曲を作り続けるっていうのは、本当に、大変ですね … 。
■ジェイパーズ・インフォメーション■
★9月12日 19時40分登場 バンドライブ @
渋谷La.mama★9月8日 ドラムレス ライブ イベント @
渋谷GABIGABI★8月11日撮影
GudaGuda TV 第5回 (トーク番組) @ 渋谷 GABIGABI★2012年 ジェイパーズ
プロモ・ビデオ★4月8日撮影 ライブ映像
Opening から CRASH!★4月8日撮影 ライブ映像
ROCK & ROLL FOREVER
posted by The Jaypers Rie at 20:15| 東京 ☀|
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STEVE MARRIOTT
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